相変わらず“冬”。まだまだと寒い季節が続きますね。
オールシーズン釣りを楽しむのも良いのですが、こんな時期は家で竿作りにチャレンジしてみるのも面白いと思います。
竿作りはモノを作るという事を通じて、改めてそのモノの良し悪しが理解できる貴重な体験だと思います。
竿の原理を考える
自分で作ってみると必然的にモノの原理を考えます。
ガイドの役割一つとっても、ガイドの種類やサイズなどを考えて、どこに配置するか、どこに取り付けるか等を悩みますよね。
そうすると自分の使ってる竿や友達の竿を何気にチェックしてしまうと思います。
「このロッドはこんな設計なんだ」とか「ガイドの数に意味があるんだ」とか色々と今まで気にしなかった発見があると思います。
この発見により竿の原理が分かれば次から物選びの視点が変わり、より良い物が手に入れられると思います。
自分の釣りに合わせたものが出来る
例えばグリップの長さ一つ取っても、リールシートの種類一つ取っても人それぞれ好みが違います。
よく「このロッドグリップ短いなぁ」とか「コルクが好きなのにEVAか」とかブランクは気にったのにグリップが好みじゃないのでカスタムの依頼される方も多いんですね。
でも、自分で製作するロッドは自分で設計出来るんでね。
最初から自分仕様に出来るので、使うフィールド、使うルアー、使うリールに合わせてガイドやグリップのセッティングが可能なので、自分に合わない訳がありません。
不満の無いストレスフリーなロッドが出来るって、これ凄い事ですよね。
釣った時の喜びが倍増
自分で作ったロッドで釣ると嬉しいですよね。
愛着度が普通のロッドよりも高くなるので、喜びも倍増する事間違いありません。
作る時間も楽しいのですが、大切なロッドとの釣行も忘れられない思い出です。
竿作りはプラモデルと同じイメージ
釣り竿を作ると聞くだけで難しそうなイメージですが、実際の作業を見ると切ったり削ったりして、くっ付けるだけ。
最後のスレッド巻きとコーティング作業は流石に腕の差が経験により出てしまうのですが、それも慣れてしまえば上達するものです。
リールみたいなギアの噛み合いでの精密さはないので、まだ安心して貰えます。
男の子なら誰もが作った事のある“プラモデル”をイメージして貰うととても似ています。
この冬は竿作りにチャレンジしてみて下さい
分からない事などあれば、動画もありますのでこの辺りをまとめて見て貰うと分かりやすいです。
パーツ選びに迷ったら当社にメールまたは、Justace取扱店様でご相談して頂ければと思います。
ぜひ冬の間に自分だけの釣り竿を作ってみて下さい。
ナカムラ