ロッド AMI632Sカスタム
リール シマノ ヴァンキッシュC2500HGS
ライン PE0.6号
リーダー フロロ8lb
ルアー メガバス POP-X黒鯛リミテッド
テンヤ 自作テンヤ 6号 8号
チニング 水深5m前後
テンヤ 水深15~25m
時間 8時30分~12時30分
【チニング】
ポッパーをメインにスロー~ファーストまで、様々なスピードでアクションを加えるもティップ~ベリーに粘りがあるので思うように動かせます。
前回の試し投げではスローシンキングペンシル(メガバス ベイトリフト)を早めに動かしたところロッドが弾くような感じがありましたが、今回はそのような感じはありませんでした。
サブサーフェスのルアーであれば、シンキングペンシルのタダ巻きが得意なロッドで、アクションを加えるのであればポッパーのような完全なトップウォーターかつ非スライド系が合うように思いました。
ミノー系など、抵抗の大きめなものには不向きのように思います。
本命不発に終わりましたが、ポッパーでイナダ(ワカシ)がヒットし、浅場なので横走りされるも、強靭なバッドとタメの効くベリーが魚をいなしてくれて、楽々キャッチ出来ました。
キャストフィールですが、色々試してみましたが、癖が強いです。
#1と#2がまるっきり別物を組み合わせたロッドなので、どこにウエイトを載せれば良いのかという事と、リリースのタイミングもコツが必要に思いました。
私はベリーに乗せてやや早めにリリースしていますが、そのタイミングで緩い放物線を描くように飛びます。
キャスティングメインであれば、ルアーウエイトは5gまでが快適に振れると思います。
【テンヤ】
自作テンヤにエビをつけて、リフト&フォールでボトムを取って流していきました。
ボトムの、状況を感じながらの釣りですが、砂質なのか岩礁なのか、また、カケ上がりの感じなどを細やかに伝えてくれて非常に釣りやすいロッドです。
水深25mで潮も流れていましたが、楽々底を感じられることは、大きなアドバンテージになります。
小型のボートで、ほぼ座って釣る為に約5.11ftで製作しましたので、カケ下がりからのカケ上がりでは、ロッドのアワセしろが少ないですが、ソリッドティップが少ないモーションで魚を掛けていけるのでその辺りも良い点だと思います。
それと、#1が継ぎ目のないソリッドということで、ロッドの曲がりがスムーズでトルクもある為に魚に負けずにやり取りができます。
しかし、私が感じるこのロッドのメリットは何と言っても感度の良さです。
魚のアタリも一般的なチューブラーロッドのブルッというものではなく、魚がテンヤに触ってきた感じや咥えて抑えた感じなども伝えてくれるので、アワセのタイミングが測れます。
知りたい情報が鮮明に分かるので、ソリッドロッドだけど掛けていく釣りが可能です。
食い込みが良いだけのソリッドロッドに満足できない方や、自分からアワセていくスタイルの方にはもってこいのロッドです。