今回はロッドの仕組みを知って、自分でグリップを改造してみようと言うお話。
釣りもだんだんオフシーズンになってくると、家の中で出来る遊びが良いですよね。
それでは、簡単に作業工程を紹介します。
まずはこちらの動画をどうぞ
こちらを見て貰うと分かり易いですが、グリップってホントに簡単な仕組みです。
簡単に言うと、ブランクにグリップ素材を接着剤でくっつけているだけ。
それだけで出来ています。
弄る勇気が有れば誰でも改造できるという事。
まずは現状をどうするか考える
グリップと言っても、様々な形があります。
まずは自分のロッドがどんな形で、それをどうしたいのか考えましょう。
例えば、
・リアグリップが長い→リアグリップをカットして、短くする事が可能。
・リアグリップが短い→リアグリップを延長して、長くすることが出来ます。
・ストレートからセパレートにしたい→グリップを全部取り外して、セパレートに出来ます。
こんな感じで、今のロッドの不満箇所を改善する事が可能。
もちろん自分でする事も出来ますし、ご自分じゃ無理だと言う方には「Justace取扱店」様を通して当社で改造する事も出来ます。
ストレートとセパレート
分かり易くすると、ショアワインダーのストレートグリップをセパレートに改造したもの。
ちょっとした変化ですが、自分だけのオンリーワンを求めたり、使い易さの向上を考えたりするとメリットはありますよね。
特にメーカー製品の場合は、ある程度開発者やテスターさんの意見が通ってるので、その人の使いやすいバランスになってます。
背の高さや腕の長さなどは、人によって全然違うと思うので、使いやすい調子でも絶対的に合わない部分があって、それが不満やストレスの原因になります。
そういった部分を改善できるのが、グリップカスタムの良い所。
もちろん改造する以外に自作する事やオーダーメイドで製作依頼する事も可能です。
全部は難しいけど、リアだけなら手軽です
リールシートを含む全交換をしようと思うと難易難易度MAXになりますが、リアグリップだけなら初めての方でもチャレンジしやすいです。
なんと言っても取るのが簡単なケースが多いです。
最大の難関は、リールシートの脱着(破壊)になりますので、それをしなければ簡単な工具さえあれば出来ますよ。
まずは使わない竿でチャレンジして下さい
いきなりお気に入りのロッドでやってみるよりは、使わない竿物でやってみるのがお勧め。
とりあえずチャレンジしてみて、出来そうならもっとレベルを上げてみるのが良いと思います。
家で手軽に出来るのでチャレンジしてみて下さい。
ナカムラ