本日はリールシートの接着作業をインスタにアップしたので、ついでに作業の解説をしたいと思います。
ECSやACSのベイトタイプのブランクタッチのリールシートです。
このリールシートの取り付けポイントは、トリガーの下に穴があるので、拭き取りする箇所が増えるという事。
つまりは時間と手間が掛かりますので、作業の際は事前にチェックポイントを押さえましょう。
取付位置をマーキング
まず大事なのは下準備ですね。
取付する位置を確認して、マーキングを施します。
今回は、内径14.5mmのリールシートを使用。
若干隙間が空くので、その部分にテサテープを巻きますので、巻く位置にもマーキングしてるので多いです。
テサテープを1-2周ほど、調整しながら巻きます。
隙間が少ないのでテープを使いますが、本来であればアーバーやタコ糸がお勧め。
かさ上げは時は、テーパーが有るので、上は細く、下は太くなってる事を頭に入れておきましょう。
こんな感じで3点止めしておきます。
この後、実際に入れてみて、調整しましょう。
入らなければ若干カットして、スカスカなら巻き足します。
調整出来たら、かさ上げ調整完了。
接着剤で取り付ける前にブランクのスパインをマーキングする事を忘れずにしておきます。
塗りすぎるとはみ出してしまいますので、拭き取りが大変になります。
慣れないうちは多めの方が確実ですが、作業性が悪くなるのである程度計算して塗りましょう。
そして、拭き取りの際はうすめ液を含ませたティッシュで、綺麗に拭き取る。
ティッシュは常に綺麗な面を使い、余分に漏れたり、他の所に付かない様に作業しましょう。
ブランクタッチのリールシートは、穴の位置が少しでもズレると穴の中から再びボンドが出てくるので要注意です。
位置が決まったら、動かない様にリールシートを持ち、固まるまで待ちましょう。
それで作業完了です。
ACSも同じやり方で出来ますので、ポイントを押さえて作業をしましょう。
ナカムラ