今回はバイブレーションのおすすめルアーをご紹介。
チヌのハードルアーで1つルアーを選ぶとしたら間違いなく「バイブレーション」を選びます。
それ位使い易くて、釣れるルアーなのでぜひこれを読んで使ってみて下さい。
バイブレーションとは
バイブレーションとは、頭の部分に抵抗を受けて横にブルブルと震えながら動くルアーです。
特徴としては
・飛距離が出るので広く探れる事。
・沈むのも早いので色んな層を探れる事。
・早巻き出来て見切られ難いので、昼間でも釣り易い。
簡単に言うとこんな感じです。
チヌ・キビレにお勧めバイブレーション
チヌにお勧めのバイブレーションという事で、専用タックルで使える重さに絞ってご紹介します。
大体使いやすいのが5-12gまで位だと思います。
その中でも抵抗感が少なく、早巻も出来て、表層から底まで攻めやすいルアーを下に並べてみました。
バリッド55
定番と言えばバリッド70ですが、チヌ用タックルに絞ると使いやすいのが「バリッド55」
55㎜ 6.5g
とても使いやすいサイズだと思います。
引き抵抗も軽く、思い通りに操れる操作感の良さ。
比較的浅いレンジがキープしやすくて、砂地メインの方でも使いやすいでしょう。
ただ巻き+ダートみたいな誘い方もお勧めです。
とてもキレのいいダートを見せてくれます。
SV58
あまり馴染みのないルアーですが、シーバス用で生まれたこの「SV58」
58㎜ 12g
コンパクトボディーながら、圧倒的な飛距離が出ます。
小粒なのでとても操作感が良く、早巻きからリフト&フォールみたいなアクションにも対応。
結構タイトなアクションなので、重さはありますが表層付近を遠投して巻く事も容易に出来ます。
シーバス狙いに使ってましたが、これはチヌ・キビレとても釣れるんですよ。
投げやすくて、広く探れる理想形のバイブレーション。
あまり知られてないのが残念なので、もっともっと広めていきたいと思います。
バリッド55とSV58を比較
見た感じはほとんど変わらないサイズ感。
シルエットがバリッドの方が細長いですね。
上から見ると良く分かりますが、バリッドは水を受ける所が少ないです。
SVの方はバイブレーションらしい形状となっています。
ここがアクションに大きく差を出します。
下から見るとこんな感じ。
ボディーの太さが良く分かりますね。
SVはVの字になってるので、落ちる時にユラユラ揺れる通称「シミーフォール」が特徴。
これによって食わせのアクションが演出できます。
リフト&フォール(上下の動き)が有効に演出できます。
この2つは飛距離と巻くスピードで使い分けるのがお勧め。
遠くに飛ばして、早いピッチで探りたい時はSV58。
比較的近くに魚がいる場合はバリッド55で大丈夫です。
ソルティービーツ
忘れてはいけないのがジョイントバイブレーションの唯一無二のルアー「ソルティービーツ」
これは他のバイブレーションとは全く違う使い方で、底を中心にゆっくり引いて使います。
イメージとしては底ズル系のルアー使う感じで、ゆっくりと巻くだけ。
巻くだけなのですがロッドの角度がキモで、必ず水平よりも斜め上で構えて下さい。
これだけで根掛かりが簡単に回避できます。
このルアーは、アイの位置とルアーの姿勢と浮力のバランスが神掛かっていて、凄い回避性能をみせます。
たまに早巻きすると千鳥足の様にフラフラと左右にバランスを崩すアクションを勝手に起こすジョイントならではのアクション。
これもとても効果的なんです。
上の2タイプよりも、食わせの能力の高いワーム感覚で使えるバイブレーションです。
バリッド70
一応入れて置こうかと思うくらい外せないのが「バリッド70」
バリッドシリーズの中でも、永久定番的な70HWの影に隠れた名作品。
これも12gなので、チェイサークラスのMLーM位のパワーを持ったロッドじゃないと使うのが厳しいです。(KuRoのLでは使うの無理なので諦めて55使ってくださいね。
でも、出来ればシーバスタックルのMLクラスで使うのがおすすめです。
操作感がよく、思いのままに操って貰ってスピード変化やロッドアクションで変化を与えて食わせるのが得意なルアーです。
まずはバリッド55がおすすめです
とりあえず1個試されるならバリッド55が、サイズ的にも重さ的にも誰でも使いやすいルアーです。
チヌタックルって事を考えるとこれがベストですね。
淀川なんかでもキビレ狙ってるとかなりの確率で、シーバスのボイルに遭遇します。
そんな時に投げて貰うのも良いですね。
結構食べてる餌の魚が小さい時なんかのシーバスにもお勧めです。(本来はそれ用なんですけどねw)
ぜひプラグで釣った事ない方は、バイブレーション試してみて下さい。
ナカムラ