こんにちは。ナカムラです。
1週間釣りに行けてないんですが、ネタは色々とあって今回は悲痛な内容となってます。
実は「淀川キビレ速報’17♪ vol.545 サミーに再び50cmがDETA!(動画あり)」の日に大トラブル発生!?
3匹目のキビレを釣って、針を外そうとした瞬間に魚が暴れて・・・
針が指に「グサッ」と刺さってしまった
写真はあるんですが結構ショッキングなものなんで載せません(笑)
#6のトレブルフック(3本針)が1cm程左手の薬指へフッキングしております。
痛くは無いんですが、流石に自分では抜けない太さ。
こんな時にカエシがあると悲痛な思いをします。
針先を抜けるか試みるも・・・
ペンチでまずルアーから針を外します。針だけの状態にしてから、刺さってる所をチェック。
浅く入ってるのなら自分で針先を抜くことが出来るのですが、今回はほぼ垂直に刺さっているので、針の太さも加えてこれは無理と判断。
諦めて病院に行く事に・・・。
救急でやってる病院に電話
この時ちょうど土曜日の午後。どこの病院も休みなんですよ・・・(絶望的状況)
調べてみると近所の病院が24時間対応する救急病院という事を知る。
電話してみると看護士さんに回されて、状況を復唱するようにゆっくりと確認。
なぜか「ワーム用の針?」とか謎の質問まで帰ってくる(笑)
見て貰える事になったので、針の付いた指で運転して行く。
実はこの時余分な部分をカットしようと必死でペンチで格闘したのですがこれは断念。(あとになって止めといた方が良いという事が分かりました)
フックは邪魔でも、切らずに病院に行きましょう。
病院に着いてから
病院に着いてからは受付をして救急の病棟へ。先ほどの看護師さんが表れて一言目に
看護士「淀川ですか?釣れました??」
僕「淀川ですが、海の方です」
看護士「海ですか。海だと何が釣れるんですか?」
と謎の会話が続く(笑)
看護士「僕も釣行きたいんですが、この暑さだとね~」
と釣り好きな事をカミングアウト・・・。まぁ最初の「ワーム」ってワードが出た瞬間にアウトですけどね。
そして、指を見せて(見せるまで長かったw)の第一声が・・・
看護士「アクセサリーみたいですね」
僕「・・・」
看護士「ってのは冗談で、痺れとかありませんか?」
僕「動かさなければ痛みは大丈夫です」
その後、血圧・体温等をチェックします。
そして処置室に呼ばれると救急という事で6名位の看護師さんに囲まれる。
何故かここでも
「釣れました?」「何釣れるんですか?」3人くらいに聞かれる状態。
ベッドに寝かされて、やっとお医者さん登場。(ここまでほんとに長かったw)
医師「麻酔して処置をしますが、麻酔が一番痛いですよ」
僕「・・・」
そして、激痛の麻酔を小指の根元に刺されました。
昔足の指にも麻酔しましたが、そっちの方が何倍も痛かった思い出があります。
段々麻酔が効いて、処置がスタート。
医者「痛かった言って下さいね」
僕「痛い、痛い(涙)」
医者「もう終わるんですけど我慢できます?」
指を見るとほぼ針先が見えて来てる。
少し我慢すると見事貫通しました。(何故か嬉しかったw)
貫通した針のカエシの所までをペンチでカットして、逆の手順で針を抜く。
これで針は指から外れてくれました(涙)
その後に患部の消毒をして、絆創膏を貼って終了。「えっ!絆創膏?」(関西ではバンドエイドと呼ぶ)ってくらい軽い傷なんですね(汗)
話を聞いてると海水の場合は、淡水よりもちゃんとしておかないと患部が腫れたり、人によってはリンパまで影響する人もいるらしいです。
自分で処置できるような場合でも、しっかりと消毒しましょう。
今回感じたのは、針をカットせずに行って良かったという事。
折ってたら針先を出す時に引っ張れないので、切らずにそのまま病院に行った方が良いと思います。
ちなみに代金は初診料や時間外の値段を入れて4700円程。
こんな痛い思いをして伝えたいのは、「絶対皆さん同じ思いをしない様にして下さい」という事。
同じ思いをしない為に
こんな思いをしない為に改めて注意したい事。・釣り針は危ない物だと認識する。
改めて書く事でもないんですが、これは常に意識しておく事。
特に投げる時は周りも含めて、細心の注意を払って投げて下さい。
・魚を釣ったらまずフィッシュグリップで持ち、ペンチで針を外す。
魚を安全に持つという意味でも、フィッシュグリップはとても大事なアイテム。
そして、長めのペンチで針を外してやる。
釣ったらまず針を外すを心掛けるのが大事ですね(暴れた際にルアーが飛んでいくのも防げます)
・なるべくカエシの無い針を使う
これは人それぞれ考え方があると思います。
バーブレスフックと言うのは、魚にも人にも優しいモノですね。
改めて自分に言い聞かせる意味でも書いてます。
あと同じ目に遭ってしまった場合の対処法的な感じで、知っていて欲しいと思います。
まぁ痛かったですし、それに救急病院に行って処置して貰うのもなんか申し訳なかった。
でも、今回色々と経験できた事で、改めてこうやって釣り針に対する意識を当たり前に広げていきたいと思いました。
同じ事が皆様に起こらない為にも、是非とも注意して釣りを楽しんでくださいね。
ナカムラ