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釣竿のエポキシコーティングが白濁する原因と対処法

こんにちは。ナカムラです。
 
よくお問い合わせのある内容で、この時期特に増えてくるのがエポキシの硬化不良になる現象。
 
固まってるはずのエポキシの中が、使ってるうちに白濁してきたって事を経験した事がある方もいるはずです
 
今回はその原因を紹介します。

硬化不良の原因は大きく3つ

エポキシコーティング比較
 
 
硬化不良となって白濁してしまう原因は大きく分けて以下の通り。
 
・分量が1:1になっていない
・混ぜる際にしっかりと混ざりきっていない
・液の粘度が、高く混ざり合っていない
・水分を含んでいる
・エポキシの中の空気が抜けきっていない
 
こんな感じの原因が考えられます。
 
特に多いのが、硬化しきったと思ってる状態で使用しているとコーティング部が突然白濁してしまったケース。
 
こんな事にならない様に気を付けて欲しい3つの事を紹介します。
 

①エポキシを温める

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まず、エポキシを容器の上から温めましょう。
 
ドライヤーを使ったり、暖房器具の前に置いたりして液の温度を上げて液の状態をサラサラにしておきます。
 
これにより混ぜ合わせる際に混ざり易くなります。
 

②エポキシの分量を多めに入れる

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エポキシを混ぜ合わせる際に注射器を使って入れると思いますが、その際に入れる分量を間違えると配分が狂って硬化不良を起こす原因になります。
 
特に1mlなどの少量しか入れない方に多いです
 
入れる際に注射器の中に空気が入ってたりする事もあるので、注入する際に注射器の中の液の状況も確認して下さい。
 
出来れば2~3ml程度の量を各AB剤入れるのが分量が狂いにくくてお勧めです

③エポキシ液の混ぜ合わせをしっかりとする

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これも非常に多いのですが、分量は合ってるのに液を混ぜ合わす際、適当に混ぜてしまい硬化不良になるという事。
 
お勧め方法は、面の広いへらなどを使ってカップの中で液を混ぜ合わす方法。(Justace工房では、マルチエポキシ接着剤に付属してるヘラを使って混ぜてます)
 
筆を使うと、接地面が点になるのでどうしても混ぜ合わせる範囲が狭くて端っこまで混ぜられない場合があります。
 
へらを使うと広い面混ぜやすく、空気も抜けやすいのでお勧めしています。
 
時間としては、30秒~1分程度を目安として混ぜ合わせて頂くと良いです
 
JUC-50に関しては、混ぜた後にドライヤーや暖房などで容器を温めて気泡を飛ばすのがポイントです
 
コーティング前には、必ずエポキシから気泡が抜けた状態で塗るのをお勧めしていますが、粘度の高い状態のエポキシは固まるのも早いので気を付けて下さい。
 
混ぜる前に必ず1度容器の上から温めて、液の温度を上げておきましょう。

失敗しない様に準備をしっかりとしましょう

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コーティング作業は、スレッド巻なども含めるとかなりの労力となります。
 
事前準備としっかりとした知識を持って行う事で、失敗も極力避けられますので以上の点を意識してやってみて下さい。
 
ナカムラ
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