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渓流に癒されて・・・vol.2「熊野川サツキマス」

本流ロッドも出来上がり、さっそく熊野川へ行ってまいりました。
大阪からだと河口のある「新宮市」まで約4時間・・・。
内、山道7割・・・。
それでもサツキマスが川を遡上するのなら、行かなければならないのです!
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まずはロッドに関して。
ブランクは前回のブログで記載した通り「CAI702M」を使用。
普通の人が触ると「硬い!」と思うことが多いかもしれません。
しかし、渓流などの近距離戦でも竿が柔らかいとルアーのレスポンスが落ちて魚との距離を詰めることができません。
本流となるとメインの流れは太く強いのでその中でもしっかりとアクションを伝えれることが重要だと考えました。
さらに、本流では遠投が必要。
遠投したその先で意図したとおりにアクションができないロッドは飛距離を稼げたとしても無意味です。
「水に浸かった状態でもしっかりと振り抜ける」
「アクションの邪魔にならないレングス」
「振り抜きスピードが上げれるブランクの張りと長さ」
「水圧、流圧でもキレよく動かせる硬さ」
が必要だと考えました。
まず、チェイスしてもらうことが重要。
鈎を触ってくれるまで距離を縮めることが重要。
つまり、「意図したアクションを演出する!それができるブランク!」
ということを第一に考えブランクを選びました。
さて本題です(笑)
初日は、前日の南紀メバルを本気で追いかけてしまい、車で爆睡・・・
熊野川入渓は昼頃に・・・
まだ本格的な雨が降っていないことと、季節的にも少し早いということで河口周辺に絞り釣行開始。
いろいろと事前調査をしていたので浅いところは完全に無視して、「淵」を中心に。
丁度最干潮なので、ある程度前まで突っ込んで「淵」の対岸にめがけてキャストを繰り返します。
ルアーは信頼の「フラッシュミノー80」
そして・・・
トゥイッチしている手元に違和感・・・
その直後に「コッ!」・・・・・???
・・・・???
ハッキリと何なのかわからずトゥイッチを繰り返します。
「コッ!」・・・・・・?????
その後もトゥイッチしているルアーが近づいてくる・・・
「まじか・・」・・・・・・!!!!!!
ルアーの後ろでえげつないほど輝く「シルバーのギラギラ!」
自分との距離がほとんど無かったので、これ以上はバイトさせないように、スイッチが切れないようにピックアップ。
もうすでに心臓飛び出る勢い。
淵に戻っていく姿をしっかりと確認し、今度は本気の間合い詰め。
先程のチェイスから、ダートの混じる比較的ゆっくりなアクションが好きだと思い、しょっぱなから勝負を仕掛けます。
狙い通り沖で「ギラギラ」スタート!
距離を詰めていき・・・がっつりバイト!!!
しかしフッキングと同時にルアーは軽くなり、サツキマスはヒラを打つ・・・
完全にやってしまった瞬間です。
フッキングの角度が絶対的な原因。
悔やんでも悔やみきれない失敗に、河原まで上がり爽健美茶を一気飲み(笑)
気合い入れ直して、同じようなエリアを丁寧に探ると・・・
再び沖で「ギラギラ」・・・
そのまま先ほど同様、距離を詰めていき・・・・・「ガツッ!」
フッキングもしっかりと入れて、完全にフックを掛ける。
もうファイト中は記憶がございません・・・(笑)
気が付いたら魚がネットに入っていました。
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これが熊野川の「ノボリ」
もう言葉になりません。
カッコいいのか、美しいのか。
言葉が見つからないです。
感動しすぎて、その日は釣りやめていました(笑)
車のラゲッジスペースで風に当たっていました(笑)
感動を身に沁み込ませていく時間でした(笑)
今回は
意図したロッドで、意図したアクションで出会えたことに感動。
ビギナーズラックとはいえ、手にしたことには変わりません。
この一匹でなんとなく雰囲気は感じ取れました。
ロッドも完璧といえるほど身体と一体化してました。
7月まで通える限り足を運び、川の状況や魚の遡上に関することを頭に叩き込んでいきます。
とりあえずGWまでにもう一度。
あの感動を再び。
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最高の自然に感謝!!!
ありがとう熊野川!!!

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