秋らしくなったかと思えば一気に寒くなったり、夏に戻ったりと気温の変動の激しい10月もあっという間にもう月末。
例年なら淀川のハゼもなかなか釣れ難くなってくるのですが、当たり年と勝手に呼んでる今年はまだまだ釣れています。
時期的に水温も下がるとハゼも徐々に深場に落ちて行くシーズンながら、色々と知れば知るほど狙い目のあるこの釣り。
行けば行くほどに発見があってとても面白いんですね。
特に何十年も餌釣りをされてる方のお話は必見でとても参考にさせて頂いてます。
そんな今回はハゼクラで使うカラーのローテーション術を紹介します。
カラー
主にFIVECOREでやってるハゼクラシリーズのカラーは現在8色のラインナップ。
キラキラ系のカラーではシルバーベースの物とゴールドベースの物、それとクリアー系にベタ塗の赤。
この中で何を基準に選んだら良いのか?どういう風に使い分けたら良いのか簡単にご紹介します。
水色からベースとなるカラーを選ぶ
まずは自分が行く釣り場の水色が澄んでいるのか?濁りが入っているのか?を考えてみる。
「・・・??」となった方は、分からなければ無難なゴールドを選んで下さい(笑)
ゴールドはオールマイティーながらどうしてもアピール力が強いので、誘う力も強く、スレる(見切る)のも早いんですね。
その点クリアーベースのカラーは水色によっては溶け込みやすいので誘う力が弱く、見切られにくいんです。
この特性を分かって使い分けると上手く数を釣ることが出来ます。
ゴールド系は濁りの中やアピールしたい時に
ゴールド系のラインナップは3色。
アピール力の強い赤金のゴールドクラウン。
視認性の良いチャートでルアーの位置を把握しやすく、キャンディーで濁りの中でもアピール抜群のゴルチャキャンディー。
ベリーにグローを塗って他とは違うアピール力を+したBGチャートキンクロ。
どれもが風や波などの自然要素で濁りやすい砂地の中でアピール力の強く、魚の見つけやすいカラーです。
効率よく魚を探りたい時はこの中から選べば間違いなし。
シルバーは水が澄んでる時に
唯一のシルバー系はピンクヘッドの視認性の良いギンピカピンククラウン。
水の澄んだ時にゴールドだと違和感があるので、そんな時はシルバーの出番。
フラッシングで広範囲から魚を寄せてこれます。
水馴染みの良いクリアカラー
光を透過する様なクリアカラーはメッキ系カラーと比べてアピール力は控えめ。
そんなカラーだからこそスレてしまった魚や長く同じ所で釣りたい時にかなり重宝します。
この3色は後で追加したものなので、存在意義がかなり異なります。
ダークな赤は一見存在感が薄く思えますが、黒に近くてシルエットもしっかりとしたレッドラム。
これは魚の反応が悪い時に結構威力があります。喰わない時こそ使って欲しいカラー。
クリアな赤金のプラム。
アピール力が強すぎないので、澄んでる水のサーチに最適。少し濁ってても使えるし、ゴールド系とのローテにも良いですね。
こちらもクリアなゴールドをベースとしたチョコオレンジ。
ただマットなカラーリングなので、水に入れた時の存在感が全然違います。これは見て頂ければ一目瞭然。
今年の淀川で一番のアタリカラーになってると思います。
レッド
唯一のベタなカラーリングのターゲットレッド。
元ネタはレッドヘッドのボディーを真っ赤に塗ったらめっちゃ釣れたのですが、それをアレンジしたカラーになってます。
赤ってカラーがハゼではキーワードになる位集魚効果があるのですが、ルアーでもそれは間違いなかったです。
最初に投げて活性高いやつ釣っても良いですし、最後に反応しなかった魚を拾える強いカラー。
カラーは最低2~3色あると良い
ルアーなのでやはりゲーム性を求めたいのがこの釣り。
そうなると色んな条件に合わせてルアーをチェンジしたいものです。
バランス良く上の3色持っていると都合よく色んな水の色や活性に対応できます。
例えば賑わったポイントであまり移動出来ない時には地味なカラーからローテして、派手なカラーを最後に使う。
それだけで釣れる魚の数が増えます。
逆にランガン出来る時には強いカラーで反応を見て、魚の居場所を効率よく見つける。
良い場所を何カ所か見つけてそこをランガンする時にローテーションしてやると非常に良いですね。
自分の好きなカラーを見つける
散々色々書きましたが、自分の好きなカラーを見つけるのが釣果を出す一番の近道。
見た目が好きとか、初めて釣ったとか、一番でかいのが釣れたってカラーが信じて使いやすいですよね。
ぜひ色々と使ってみて好きなカラーを見つけてみて下さい。
ナカムラ