今週は出張の為平日の釣りはお休みです。
今回は良く聞かれるトップウォータールアーの適合フックサイズについて書きたいと思います。
フックを交換するタイミング
1,錆びて針先が弱くなったり、刺さらなくなったりする為
2,魚に刺さった後に針先が鈍くなったり、曲がったりする為
3,フックサイズによって浮き姿勢を変えて、アクションの変化や動きを変えたい為
大体こんな感じの理由ですね。
3はマニアックですので置いといて、1と2は割りとルアーを使ってる人に起こりえます。
特に魚を釣った後は高確率で針先潰されたり、鈍くなったりは1匹だけでも良くある事なんです。
そんな時にそのままの状態でルアーを投げてしまうと、次に掛かるはずだった魚が掛からなかったり、途中でバレたりと凹みます。
特にトップの場合確立が低い事が多いので、常に100%に近い状態でルアーを投げて欲しいんですよね。
そんな感じの理由でルアーのフックは交換して欲しいんです。
ルアー別フックサイズ
ガニッシュ95
ガニッシュ95は通常前後「#5・#6」が標準装備です。
仕様によってはリアフックがフェザー付きになってる物もありますね。
自分の中では前後「#5・#5」にするパターンと「#5・#6」にするパターンがあります。
リアを大きく、重くする事で若干浮き姿勢が垂直寄りになるので、乗らない時のフッキング率が上がるのと、動きが少し狭くなります。
キビレの場合広めのスライドアクションよりも、首振らせる位の方が個人的に好きなのでこんな感じ。
C-CUBE65
C-CUBE65は標準サイズが「#6・#6」です。
こちらはバランスがいい状態で取れているので標準セッティングのまま使います。
姿勢を変えたい時は板重りを貼ったりもしますが、特にこのルアーはそのままが一番です。
ちなみにラインを結ぶアイに凹凸があるのですが、これは「マジックアイ」と言う結ぶとこでアクションの変わる魔法のアイ。
これに関しては、スナップを使わずに直に結ぶのをお勧めします。
サミー100
サミー100も標準は「#4・#4」
サミーの場合もこれがベストサイズですね。
サミーはガニッシュ95よりも垂直気味の浮き姿勢なので、このサイズでもフッキング良いんですよね。
ちなみにサミー65は「#8・#8」で大丈夫です。
べビーポッパー
これを使ってる人が居るのか知らないけど、個人的には一押しルアー。
小型なのにぶっ飛んで、この良く考えられたカップから放たれる音は集魚力抜群。
しかも、前に波動を出して、ルアーの位置に目掛けて魚がアタックするのでフッキング率がいいルアー。
これは「#10・#10」の標準セッティングですが、使うフックに拘りがあります。
RYUGIさんの「ピアストレブル」を使うのですが、このフックはかなり太軸で、この小型サイズでも40upの大型掛けても安心の強度があります。
お勧めフック
お勧めフックの銘柄
・RYUGI ピアストレブル
少し太めの軸で強度があり、フッ素コートされてるので刺さりが抜群です。
防錆ではないので、メンテナンスを怠るとすぐに錆びますので気をつけて下さい。
・がまかつ トレブルRB-M
とにかく刺さって、針先の強いフック。値段が高いのですが、錆び難く耐久性もあるのでトップには特にお勧め。
この中では一番軽いと思います。
・カルティバ ST-36BC
この中では一番1本単価の安いフック。形状のバランスが良いので、色んなルアーにお勧めです。
防錆コートじゃないので、こちらもメンテを怠ると錆び易いです。
ダブルリングもお勧め
長さのあるペンシルはダブルリングにするのもお勧め。
これでフックが捻れる余裕ができるので、掛けてから魚が暴れてもバレ難くなります。
あと止めてる時にフックの垂れてる部分が長くなるので、浮力があるルアーでもより水中に入ってフッキング率アップ。
トラウトとか鯰のルアーでは良く使われているチューニングです。
常にベストな状態で釣りしましょう
トップに限らず他のルアーでもフックをチェックする事はとても重要で、魚を掛けるチャンスを失うことが多いのも事実。
1匹釣ったら必ず結び目とリーダーの先、針先の3点は必ずチェックしましょう。
結構この部分を疎かにしてしまうと結構釣果に響いてしまいます。
梅雨の時期だからこそBOX内のルアーのチェックやタックルメンテナンスに時間を掛けて、ベストな状態で釣りに行きましょうね。