ここ最近のトレンドとなり、来年は本格的にブームがやって来るか??と個人的に思ってる「マグナムクランク」
去年から琵琶湖でプロガイド宮廣祥大プロが使う「SKT MAG 110MR」を中心にじわじわと広がっていましたが、今年の秋になんか一気に人気爆発となりました。(ブームやってくる?とか言いながら既に爆発ってね)
そんなまだまだ数少ないマグナムクランクの中で、最近宮廣祥大プロが良く使ってた気になるルアー「FAT CB DBS 6」をようやく見ることが出来たのでご紹介します。
FAT CB BDS 6
そもそも「FAT CB BDSって何?」って位日本では馴染みの無いクランクなのですが、「アメリカじゃぁ結構ポピュラーなんだよ」と聞こえてきそうな位使われてるクランクベイトらしいです。
ラッキークラフトUSAより以下参照
木製バスサルアーの利点を最大限にプラスティック製のクランクベイトで表現したのがこのFAT CB B.D.S .シリーズだ。バルサルアーと比較すると、滑らから泳ぎと障害物回避に重要な浮力は最終的な部分ではバルサを超えることは不可能だが、スローリーリングでキッチリとした深度をスローに泳がせる事はプラスティック クランクベイトに出来てバルサクランクには出来ない。つまり状況によってはプラスティックのクランクにしか反応しないコンディションがあり、緩急の両方のアクションが可能なプラスティッククランクの方がバスフィッシングにおいてアベレージが高い事をこのルアーで証明している。トーナメントにおける使命感という責任を一身に受けて戦うパートナーになってくれるのが、このBDSである。
バルサクランクを引き合いに出せる位素晴らしいルアーという事(笑)
そもそもこのルアーサイズ別で何種類あるのかな?とカタログを眺めると・・・
なんとこんなにありました。流石アメリカ!流石USA!!クランクの細分化が凄い!!
1日どれだけ使い分けるんだろう??と全く想像が出来ませんが、ラッキーUSAだけでもこの5倍位種類ありますからね。
そんな中で本題の「FAT CB DBS 6」は2016年に追加されたNEWサイズらしいです。
- Length: 3-3/4″(95mm)
- Weight: 1-13/64oz(34.0g)
- Depth: 5.0ft(1.5m)
- Type: Floating
- Hook Size: #2, #2
- Price:1,399円
SKT MAG 110MRと比較してみる
いまいち文章だけでは伝わらないと思うので、実物を見るチャンスに写真を撮ってみました。
これだけでは大きさが分かり難いですが、
上のSKT MAGはこんなにマグナムサイズ(手のひらは平均的な大人の男性サイズです)
110mm 56gのSKT MAG 110Rと並べると少し小ぶりで細身のシェイプが窺えます。
少しシャッドに近い様なフォルムをしていますね。
大きな違いはリップ
正面から見ると良く分かるのですが、リップが大きく違います。
SKTの方がワイドで水押しが強くブリブリとワイドに強く動くイメージ。
丸っこいBDSはハイピッチロールアクションになるそうです。
つまりSKT MAG>BDSの動きの強さ。
このアクションこそが最大の違いであり、釣れる状況が異なるポイント。
リップの角度とウェイトの配置や設定が違うので、深度と浮力も変わってきます。
3-4mほど潜るとされるSKT MAG 110MRとは違い、1.5mほどしか潜らないDBS。
見た目は同じ様なルアーでも、全然違うんですよね。
来年本格リリースのBDS6
今年はほぼUSAでしか取り扱いが無く、日本国内には極少量しか輸入出来なかった「FAT CB DBS 6」
来季の本格販売に向けて日本向けの仕様やカラー等現在テスト中です。
運がよければ国内でも手に入るかも分かりませんが、来年の発売を楽しみにして下さいね。
ちなみに12月26日発売のBasser誌にはなんと特集が組まれますので要チェックです。
併せて紹介した「SKT MAG 110MR」は現在国内でも大好評発売中です。
現状ではUSAの方にも残り数色しかない状況ですが、こちらも来期に向けて色々とテストしていますので楽しみにしていて下さい。
『追記』
FAT CB BDS 6にSHOTAカラーが登場しました。
ナカムラ